切手には意外な価値があるんです!

未使用切手の価値の意外性

未使用記念切手の価値は、意外にも発行枚数とそれほど関係しません。未使用記念切手の金銭的価値は、人気のあるなしで決まります。同じ時代の記念切手で発行枚数に差はなくても、人気度に大きな違いがあり、評価額に大差が出ることが少なくありません。具体的には、「月に雁」や「見返り美人」と呼ばれるものが昔から人気があり、他とは別格の高評価を維持しています。
記念切手ではない普通切手では、コイル切手や切手帳ペーンなどの特殊形状で発行されたものが、高評価となります。また、長期に渡って製造され続ける普通切手では、変種ができることがあり、高額に評価されるものがあります。製造上のミスによる偶発エラー切手も、高額評価になります。

使用済み切手の価値の意外性

一般的に言って、使用済み切手は未使用切手よりも低評価です。これは当たり前のことですが、この当たり前のことが覆される意外な事実もあります。実際に、使用済み切手が意外なほどに高評価となることがありますが、それには厳しい条件が付きます。
使用済み切手が高評価になるには、消印が切手の中央に鮮明に押されていて局名や年月日が確実に読めること、さらに消印が珍しいタイプのものであること、この2点が最低限必要になります。封筒に貼られたままの使用済み切手は、エンタイアと呼ばれていて、高額評価の対象になります。ただし、これにも条件があり、書留便や配達証明便あるいは外国向け郵便などの特殊便であることが望ましく、消印が珍しいタイプであり文字が鮮明であることも重要となり、切手が賑やかに複数枚貼られているものも好まれます。